【第10話】 ビビリまくりっ!!

中学2年生のれいちゃん、いつもは自転車コギコギ来るんだけど、いきなりの豪雨でママさんに車で送ってもらう事に...。
レッスンが終わり、
お迎えのпB

れいちゃん 「今、終わったから...。」
微かに聞こえるママさん声 「
・・・雨やんだから、歩いて帰っておいで。」 ←徒歩5分の距離である。
れいちゃん 「うん...。」
車で送り迎えというお嬢サマチックなひと時は終わった。( ̄人 ̄)ナム...。

毎日のように部活のあるれいちゃんは、レッスン時間が7:00からで、今日終わったのも7:30をまわっている。
辺りは暗く、不運なことにうちから通りに出るまで木が生い茂っている道を通らなくてはいけない。←まあ、100m程度だけどね。
でもその道は、私でもちょっと怖い感じがする...。
歩きで帰ることを考えるとちょっとかわいそうになり、通りまで送っていくことにした。
なんてことない会話を交わしながら半分くらいまで歩いて行くと、フラフラ歩きながら...時に立ち止まる男性を発見っ!!!

れいちゃん 「あの人、なんか怪しい...。怖いね...。」 
先生 「う、うん...。」 ←ビビリまくりです。
でも、れいちゃんと別れた後、私一人でまたこの道通らなきゃいけないんですけど...。(T T)
思わず、帰りは迂回しようかと思ったくらい怖かったです。
ちょびっとずつその怪しげな男性に近づいている...。
30m・・・、20m・・・、10m・・・まで近づくと、何やらその男性はピタリと立ち止まったっ!!!

。・゚゚・(ノ0\)・゚゚・。ウワーン!!

でも...、よ〜っく見ると、会釈をして...い...る...!?
さらによ〜〜〜っく見ると...


れいちゃんのパパさん!!! (o_ _)oガクッ。


れいさん、自分の父サンにビビンないでくださいよ。 ( ̄  ̄ι)

2001年 8月28日